黒文字からハーブウォーターと精油を抽出する

蒸留作業

念願の黒文字蒸留

黒文字という香木があります。

南きよさと香草園でも育てておりますが、ようやく収穫できるくらいまで育ちましたが、
まだまだ蒸留をかけるほどの量がありません。
そこで日頃お世話になっている北杜市白州の親方にご協力を願いました。

親方の趣味ですが、クロモジを使って爪楊枝を作ることです。
それを知っていたので、きっと剪定をかねての収穫場所の協力をお願いできるかもと思ったわけです。
嬉しいことに快く引き受けてくださいました。

数名で山へ入り、採取。軽トラいっぱい積んできたつもりでも、乾燥させて細かく裁断すると
たったこれだけです。

そーですね〜、2,5kgくらいでしょうか?
大変貴重です。
これを使って蒸留をかけます。事前の調べではおおよそ1kgの黒文字で2〜3ccくらいの精油しか取れないとのことです。ハーブウォーターが採取できれば今回は大成功なのであまり欲張らないようにしました。

36Lの鍋にざっくりと1,5kgほどの黒文字の枝、葉が入りました。

蒸留開始。

今回、ちょっと失敗。8Lの水を使うのですが、時間短縮するためにお湯にするのを忘れました。
点火して40分ほどした頃でしょうか?ポタポタと蒸留水が落ち始めました。

想像してませんでしたが、早々に精油が溜まってきたので嬉しくなりましたよ。

色は薄い黄緑色というのか、ゴールドというのか、溜まっていくにしたがって鮮やかな液体が溜まってきます。また同時にあたりに心地よいクロモジの香りが漂い幸せな感じです。

さてさて、第一回目はクロモジウォーターが2,200ml。精油が2,4cc。採取できました。
蒸留時間は2,5時間です。

さて、2回目を行いますか〜。

 

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