南きよさと香草園は八ヶ岳のお膝元標高860mの田舎にあります。八ヶ岳から吹き下ろされる風は時には強く、また場所柄夏は涼しく冬は寒い。日照時間も他の場所よりは短いという場所にあります。こんなところでどんな植物が育てられるのか?自分達にとってもチャレンジの毎日です。それでもこの限られた条件で育つ植物はきっと元氣に満ち溢れていると感じるのです。
私たちはその植物の元氣を積極的に取り入れ、日常的に健やかに過ごせるライフスタイルを身につけられたら幸せと思っています。目標は高く、「目指せヒルデガルトの香草園!」和洋多種類のハーブ・薬草を探求しながらお世話しております。
土づくりは体づくりと似ている?
元氣な植物はそれ自体が持っている防御作用が働くのか?病害虫の被害に耐える力を発揮しているように感じます。それはきっとヒトの肉体も同じかもしれません。
まずは土づくりから・・・ということで化学薬品など農薬の使用をせずに育てたい!
乳酸菌液をメインに土壌を発酵させながら栽培を進めております。
例えるならばヒトの体も多くの微生物の集まりの王国。自然界の営みもそのまんま同じ。
腐敗することなくいつも発酵して微生物との共存共生ができたらいいなぁ~と思っています。
南きよさと香草園・武川ベース
同じ山梨県北杜市でも地域によっては気候温暖も若干違いが出てきます。また土壌の様子も違ってきます。最初にハーブを育て始めた場所は実は武川という場所です。近くには桜の時期に多くの人が集まる「神代桜」があります。ここは日照時間も長く、南きよさとに比べると暖かい場所です。とてもご縁を頂いた最初の場所なので今でも大切に活動させていただいております。
武川ベースにはシンボルツリーの花桃があります。桜と同じ時期に開花し見事な濃いピンク色で人目を惹きます。神代桜のついでに撮影をする観光客も多いです。
そんなわけで農繁期は軽トラであっちの農園、こっちの農園と走り回っています。