陸稲、試しにあんなことこんなこと

農園作業

農業日記です。
実は5月30日には田んぼで田植え。
31日にはこれまた人生で初めての「陸稲」にチャレンジしてみました。
陸稲(おかぼ)とは陸で育てる稲のことです。
普通に田植えも人生で初めてのことですが、かなり沢山の育苗をしましたので
植え切らない苗が勿体無いと思い、実験の意味もあり陸稲にチャレンジしてみました。
ネットで調べてみると、陸稲に適した稲があり、みなさん、そちらを使っているようですが、
私の手元にあるのは48米(農林48号)と伊勢光の2種。
どうも、伊勢光の方は水陸両方でいけそうな記事を見つけたので伊勢光の方を
畑へ定植することにしました。
これまた前代未聞かもしれませんが、陸稲をやるとき、皆さん、籾を直接撒いて
栽培しているみたいです。ですが、今回はすでに発芽して成長している稲を畑へ植えることになります。

どーなるんでしょうかね?

まずは土地の整地から

陸稲チャレンジする畑は山の斜面から水が滲み出てきたりして
ちょっと湿っぽかったりして、「ここには何を植えたらいいんだろ?」と
頭を悩ませていたところです。ずっと耕作されていなかったところです。
まぁ〜耕運機をかけると石ころがゴロゴロと出てきます。
それを一つずつ退けていきます。

同時に籾殻と乳酸菌液をたっぷり土中に混ぜ込んでいきます。
今回は真菰の乳酸菌液を原液で入れていきます。
最後にはなんとか整地できたと思います。

畝幅は60cm、畝間は90cmほどとりました。全部で畝は3つ作りました。
後に施肥と共に土寄せもする予定なのであまり畝は高く作っていません。
また水が行き渡りやすくするためにも低く設けました。
ここに30cm間隔で苗を植えました。

まぁ〜、腰が痛くなる作業でしたが無事に終わりほっとしました。

カブ間で育ててみる

6月17日、苗を植えてから2週間以上が過ぎてから思い出したかのように作業!
陸稲を調べているときにどっかで見かけた記事に「大豆を一緒に植えるといいよ」っていうのがありました。
稲と大豆の相性がいいようです。勝手なイメージですが、陸稲は雑草処理がとても大変とありました。
ひょっとしたら大豆を植えると葉っぱで広い面積が覆われるので雑草が生えてくるのを少しは抑えてくれるかも・・・なんていう淡い期待もあったりします。まずはともあれ大豆を撒いてみることにしました。

コメリだったかなぁ〜、育てやすそうだったので購入してありました。
70日〜80日で収穫できるようですのでタイミング的に丁度良いかなぁ〜って感じです。

寒冷地にあたる南きよさと香草園のこの畑でも充分種まきが可能な時期でもありました。

最初は調子に乗って畝間に撒いてましたが途中で「あ、ここに撒いたら水やりが大変かも!!」
と一瞬手が止まりました。畝間は大事な通路ですからね〜。う〜ん、でも雑草をある程度防ぎたいし・・・。

まぁ、いいか。なんでも実験。一つの畝間には60cm間隔で3粒ずつ蒔きました。

また苗を植えているカブ間に3粒ずつ蒔く列も作りました。

合計2種類の蒔き方で今回は様子をみることにしました。
蒔いてる間、近くでカラスが鳴きながらこっちをみているような気がして
気になりましたよ・・・「掘り返さないでね〜」

この後、ちょうどタイミングよく雨が降ってくれて助かりました。
梅雨時のこんな雨は恵みの雨だよなぁ〜と、人間の勝手な思いにふけりながら
無事をに作業を終えました。
どうなるのか楽しみです。

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